【この記事の内容】
・2024年1月稽古会日程
・稽古会の内容と稽古の流れ(運動経験無しでも歓迎です!他流派の方も歓迎です!)
・無想会での1年
・投げについて
・無想会新作PV
【日程】
来年の日程を告知します。
1/7 10:30~13:30
1/14 10:30~13:30
1/21 10:30~13:30
1/28 10:30~13:30
全て日曜日です。
体験は無料になります、事前に以下のメールアドレスにご連絡下さい。
連絡先:musokai.okinawa.branch@gmail.com
【稽古会の内容と稽古の流れ】
・準備運動
・基礎稽古 補強運動/突き/蹴り
・武術的身体操作の確認
スポーツと武術の身体操作の違いを確認しながら稽古します。これにより、なぜ武術特有の不思議な動作が生まれたのか、流派はおろか、あらゆる武術・スポーツの説明がつきます。
・形
ナイファンチ/ローハイ/クーシャンクー/大極
・形の分解
受けや分解が誤りである理由を説明します。形をやれば強くなる、という陳腐化した謳い文句が無想会では違って聞こえるはずです。
・突き蹴り投げ等
威力を出すためにフォーム修正をします。「打撃はセンス」とよく言われますが、そんな事はありません。明確に威力・早さ/速さ・タイミングを向上させる再現性の高い理論を提供します。
・組手 希望者のみです
時間の都合でやらないかも知れません
・補強運動 希望者のみです
腕立て20×5 懸垂10×3 プランク1分×3 タバタトレーニング
【無想会での1年】
2023年の沖縄同好会の稽古が終了しました。
新垣師範、および会員の皆様に本当に良くしていただきました。
年2回のセミナーは自分の財産になっています。
「運動とはなんなのか?」
「同じ体重でもパンチ力に差が有るのはなぜなのか?」
というのに理解がついたのは無想会のおかげです。
また、会員の皆様もアドバイスを下さったり、稽古に付き合ってくださったりととても助かっております。
儀礼を保ちつつしかし和気あいあいと、遠慮なく疑問や異議を唱えられるのはめったにない環境だと思います。
【投げについて】
ブログ限定公開動画です、15秒程度ですが。
(※別に内緒の動画とかではないので、外部に共有していただいても構いません)
この投げは強烈でした。
このオレンジ帯の方は無想会に入ってまだ1年程度ですが、基本の姿勢と広背筋の使い方がすごく上手いです。加えて、最近ナイファンチの波返しの感覚も掴んできたようで、相手をひっくり返すほどの投げが打てるようになりました。
この投げは、腰投げや背負投げとは原理が異なります。
これらは相手の重心の下に入り込み、相手を浮かせて投げるのに対し、この動画の投げは、相手と自分の共通の重心に対して相手を引き込みます。
通常、人間が戦う際はお互い前に向かいます。そして倒されないように前重心となります。すると互いに倒れあって支え合い、共依存の状態になりますが、このときに共通の重心が生まれます。
ここで、広背筋が使えるという条件の元、自分が重力落下で相手の首をこの共通の重心に引き落とせば、動画の様に相手を崩すことが可能です。
詳しくは上記動画から
師範曰く「沖縄空手のいやらしさは、投げるために投げるのではなく、首を折るまたは膝蹴りを入れるために投げるのだ」とのことです。
上記15秒の動画では一回転していますが、本当は首を極められながら投げられる。またはあそこに膝蹴りが合わされる、というのが空手の形に含まれる技です。
【無想会新作PV】
新垣師範の昔の教え子であられる、Benjamin Schott Thronock(勉 スコット ソーノック)さんが素晴らしいPVを作成してくれました。
かっこいい!!
これがプロ...
3:30~から、上記の投げの一部が見られます。
4:00~からは、ブライアン四段による徳嶺の棍の演武が見られます。
このブライアン四段は、新垣師範の高弟で、彼の身体操作は抜群です。
私は違う競技を10年やっていますが、彼よりキレよく動く人間を見たことがありません。
そして形しかやってないのに、自分の動きが少しづつ速くなっているのが分かります、これは嬉しいことです。