無想会セミナーから1週間以上が経ちますが、未だに情報を処理する最中です。
突きにかんして整理します、自分の頭を。
このトムが重たいカナトコを落としたらどうなるでしょうか?
ジェリーに紐でくくられているので、カナトコに引かれトムが落ちます。いつものパターンです。
重力落下でエネルギーを放出するという点では、空手の突きとトムの落下は原理的に同様だと思います。
ただ、空手の突きがイメージし難いのは、拳も含め、自分自身がカナトコになっているという点です、自分の胴体がカナトコに引っ張られるわけではありません。
広背筋がガチガチに入っているので、当たる直前の肘がみぞおちの前にある瞬間に、腕を一ミリ落とせば広背筋が繋がっている胴体(骨盤・仙骨~胸椎)も一気に落下します。
もちろん、そのまま落としても脚が落下を食い止めるので、この瞬間に脚はヘソのちょっと前あたりの空間に引き込みます。個人的な感覚では、腿の外側辺りが外に開きながらバキュームされる感じになります。
無理やりトムに参加させるなら、紐にくくられるのではなく、自分でガチガチにカナトコを握りしめ、それを地面に向かって振り下ろし、腕がロックされ一番力が入る瞬間に膝を抜きます。当然カナトコは離しません。
すると、トムは画像の雲から落ちるどころの騒ぎではなく、下に向かって、重力+カナトコを振り下ろす速さ、という凄まじいスピードでぶっ飛んでいくでしょう。
ジェリーからすればトムの乱心による狂気の自害にしか思わないでしょうが、この時、広背筋~肩~腕~拳がカナトコのハズです。
うまく説明ができません。
ただこの時、放り投げた腕に自分の体が引っ張られるように、というイメージで行うと遅く、かつロスも多いです。これは腰を回してしまう人、地面を蹴ってしまう人というような初心者用の方便だと思います。
もうしばらく練習して、突きの感覚をもっと簡明に正確に現せるようにします。
この説明あってるかな...